2008/10/21

ジェイソン、ありがとう / Sayonara Jason, have a safe flight home



2000年2月14日に出会った、大切なひとが故郷のカナダへ帰りました。あまりに長く、あまりに近くにいたので居なくなったコトがあんまり上手く受け止められない感じです。でも、亡くなった訳じゃなし、そういう寂しさとは違うんだけど。


私がG*OSという英会話スクールのスクールマネージャーとして赴任した大崎校で働き始めたばかりだったジェイソン。とても協力的で、生徒にもとっても人気があって、私もつらい業務の中同僚として、友達として支えてもらったのを思い出します。


まぁ、それから6年半くらいBF/GFとなるんだけど、ここで文化の違い・・というか。英会話スクールや短期の留学じゃ理解できない壁を体験して大きくなりやした。20代のころの私とはまるで別人になった気がする。今まわりに居る人はここ数年で知り合った人たちばかりだから想像も付かないと思うけど、もっともっと自己中で(あ、でもキラキラしてたかも☆)。でも、相手のコトを思いやるとか、基本だろ?といわれそうだけど、そういうの出来るようになった時間でした。


じゃ、最近どうしてたの?と言えば。
結婚恐怖症のジェイソンから友達で居ましょう宣言があって、2年くらい。何ヶ月も会わない生活が続いたからこそ、今回の旅立ちについてもそこまで動揺しなかったのかも。自分がちゃんと保てるようにするための準備期間、というか。


ジェイソンのおじいさん、アルツハイマーを発症したらしい。年に一度カナダに帰っても、もう自分の名前も分からない。そんなおじいさんを見て、そしてそういう情況で憔悴しきってるおばあちゃんを見て、帰国を決めたんだと思う。


あたしの友達でも、実家から離れて住んでる人多いよね。何だか、年取ってくると・・こういう心配が出てくるんだなぁ、とも考えさせられた。あたいの母方の祖父母は宮城県に住んでて、一年に一度~二度は必ず会いに行くけど・・じゃ、それ以外の時に倒れたら?大切な人を失う「かも知れない」恐怖っていうのもあるよね。


今頃はエアカナダのビジネスクラスシートで爆睡中と思われ。
いびきが回りのお客様に迷惑じゃないか、ちょっと心配。
ジェイソンはあたしの元同僚であり、元恋人であり、大切な友達であり。
2人ともフワフワしてるから、お互いにどんな人生を歩むのか予想もつかないけどそれでも次に会う事があれば、どんな形にせよ幸せでいられると嬉しいな、と思うのでした。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

そっかそっか。なんか抜け殻になっちゃうよねっ...。
Ayaの気持ちのぽか〜っんってなっちゃった所は、
長い時間をかけて埋めて行くしかないと思うけどさっ、
大事なヒトはずっとずっと大事なヒトだしさ、無理して忘れちゃったりしなくちゃいけないワケじゃないしさっ、そんなにたくさん大事なヒトが出てくるワケじゃないし。
ゆっくりゆっくり時間をかけてAyaのペースで進めばいいよっ。
ガールズトークならつきあうぜっ!

Aya さんのコメント...

>Locoチャリへ。

ありがと。うん、まぁ大丈夫なんだけどさ。やっぱ、成田で見送って少しずつ小さくなる背中を見てたら寂しくなっちゃって。

昨日ジェイソンからメール来たんだ。
アルツハイマーを患ってたおじいちゃんが亡くなったらしい。最後はジェイソンが誰だかも分からなかったみたいだけど、それでも良いタイミングで帰って良かったと思う。

日本にも、地方にも、海外にも友達がいるけど・・いつも思うのは寂しく思うのは自分だけじゃないってコト。ジェイソンが日本にいた8年9ヶ月間はお父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃん、妹や地元の友達は寂しい思いしてたんだもの。

いつかちょっと、本当に寂しくなったらGirls Talkお願いしやす。